
ラブドールを購入するとき、顔やボディの美しさ、価格、素材などを比較する方は多いでしょう。
しかし、長く使用することを考えるなら、購入前にもう一つ確認しておきたいことがあります。
それは、破損したときに修理を相談できるメーカーなのかという点です。
ラブドールは高額であり、できるだけ長く使いたい製品です。そのため、購入時の品質だけでなく、万が一のトラブルに対応できる体制が整っているかも重要になります。
修理や相談先がなければ、破損した状態のまま使用できなくなり、手放すことを考えなければならない場合もあります。
2026年7月、オリエント工業では、自社製ラブドールの修理やメンテナンスだけでなく、他メーカーのラブドール修理サービスを開始しました。
他社製品は、素材・内部構造・製造方法がオリエント工業製品とは異なります。それでも修理相談を受け付けていることは、これまで培ってきた技術と経験を生かした新しい取り組みといえるでしょう。
この記事では、オリエント工業から当サイトへ寄せられた公式回答をもとに、他社製ラブドールの修理相談、修理料金、期間、依頼方法、注意点について詳しく解説します。
※本記事は、2026年7月にオリエント工業へ直接確認した内容をもとに作成しています。
オリエント工業は他社製ラブドールの修理相談にも対応
オリエント工業では、他メーカーが製造したラブドールについても、修理できる可能性があるか相談を受け付けています。
ただし、どのような他社製品でも必ず修理できるという意味ではありません。
ドールの素材や構造、損傷状態を確認したうえで、修理できる可能性を検討してもらえるということです。

なぜ最初にドールの写真を送る必要があるのか
他社製ラブドールの修理を希望する場合、最初からドール本体をオリエント工業へ送るわけではありません。
まず、ドール全体と損傷箇所の写真を送り、修理できる可能性があるか確認してもらいます。
写真から確認される主な内容は、次のとおりです。
- ドールのメーカーや製品
- 使用されている素材
- 損傷している場所
- 裂け傷の大きさや深さ
- 骨格や関節の不具合
- 修理できる可能性があるか
写真を送る際は、修理担当者がドールの状態を把握しやすいように、次のような写真を用意するとよいでしょう。
- ドール全体が分かる写真
- 損傷している場所が分かる写真
- 損傷箇所を近くから撮影した写真
- メジャーや定規を添え、傷の大きさが分かる写真
- 骨格や関節の不具合であれば、動かしにくい方向や位置が分かる写真
全体写真と接写の両方を送ることで、傷の場所、大きさ、周囲の状態が伝わりやすくなります。
写真による確認で修理できる可能性があると判断された場合は、おおよその修理内容と概算費用が案内されます。
その内容を確認し、修理を希望する場合にドール本体を送ります。
ドールがオリエント工業へ到着した後、実物の素材や損傷状態を詳しく確認し、最終的な修理可否と正式な見積りが案内されます。
写真による事前確認は、重く大きなドールを送った後に修理できないと判明する事態を、できるだけ避けるためにも重要です。
ドールを発送するときの梱包方法
修理のためにドールを送る場合は、輸送中にドールが動かないよう、適切に梱包する必要があります。
オリエント工業製ラブドールをご使用の方で、購入時の専用配送箱を保管している場合は、その箱を修理発送時にも利用できます。

一方、他社製ラブドールや専用配送箱を保管していない場合は、ドールが入る大型の段ボールを用意し、輸送中に動かないよう梱包してください。
・オリエント工業ユーザーなら購入時の配送箱が残っているか確認する
・他社製や専用箱がない場合は大型段ボールを用意する
・輸送中にドールが動かないよう、柔らかい布や緩衝材でしっかり固定しましょう。なお、色移りを防ぐため、色の濃い布や印刷物がドールへ直接触れないよう注意しましょう。
・梱包後のサイズ・重量を測る
新聞紙などの印刷物を使用する場合は、印刷面がドールへ直接触れないようにしてください。インクや汚れの付着を防ぐため、ドールを袋や緩衝材で包んだ外側に使用すると安心です。
大型で重量のあるドールは、一般的な宅配便では取り扱ってもらえない場合があります。
そのため、修理できる可能性と概算費用を写真で確認した後に、配送会社と発送方法を調べる流れが現実的です。
国内配送にかかる送料の目安【ユーザー→オリエント工業】
ラブドールの送料は、ドールの大きさや重量、梱包サイズ、お届け先の地域によって異なります。
一般的なラブドールは大型荷物となるため、発送前に利用する配送会社へ確認しておくと安心です。
発送時の送料は、お住まいの地域によって異なりますが、東京(オリエント工業・上野)まで送る場合のおおよその目安は次のとおりです。
| 発送地域 | 片道送料の目安 |
|---|---|
| 北海道 | 約11,000~12,000円 |
| 東北 | 約9,000~10,000円 |
| 関東 | 約7,000~8,000円 |
| 中部・信越 | 約7,500~8,500円 |
| 北陸 | 約8,000~9,000円 |
| 近畿 | 約8,000~9,000円 |
| 中国 | 約9,000~10,000円 |
| 四国 | 約9,000~10,000円 |
| 九州 | 約10,000~11,000円 |
※上記は大型ラブドール(260サイズ・50kg以内)を発送する場合の当サイト調べによるおおよその目安です。
実際の送料は、配送会社、梱包サイズ、重量、発送地域によって異なります。
修理費用以外に必要となる費用
修理を依頼する場合は、修理料金だけでなく、次の費用も考慮しておく必要があります。
- 修理料金
- 基本クリーニング料金
- オリエント工業まで発送する送料
- 修理完了後の返送料
- 必要に応じて新しい段ボール代(15,000円・税込)
オリエント工業によると、修理完了後は、基本的にお客様が発送時に使用した段ボールを再利用して返送されます。
そのため、発送時はできるだけ丈夫な段ボールを使用し、返送時にも再利用できる状態で送ることをおすすめします。
なお、段ボールの損傷が激しく再利用できない場合は、新しい段ボールが使用され、その際は段ボール代15,000円(税込)が別途必要になりますので、ご注意ください。
また、返送料はお届け先や梱包サイズによって異なります。
オリエント工業からご案内いただいた返送料の目安(260サイズ・50kg以内)は、次のとおりです。
- 関西地方:約7,865円
- 南九州地方:約10,835円
オリエント工業からの案内によると、実際の返送料は、ドールのサイズや梱包状態、お届け先によって異なります。
返送料は、ドール到着後に梱包サイズを確認したうえで算出され、修理費用とあわせて案内・請求されるとのことでした。
代表的なラブドール修理内容と料金の目安
オリエント工業から案内された代表的な修理内容と料金の目安は、次のとおりです。
| 修理内容 | 料金の目安 |
|---|---|
| 裂け傷の補修 | 22,000円(税込)~ |
| 骨格修理 | 44,000円(税込)~ |
裂け傷の補修は、22,000円(税込)からです。
骨格修理は、44,000円(税込)からとなっています。
ここに掲載している金額は、すべての修理に共通する固定料金ではありません。
同じ裂け傷でも、傷の大きさ、深さ、発生した場所、周囲の素材の状態によって、必要な修理作業は変わります。
骨格修理についても、破損している部位や内部の状態によって、作業内容と料金が異なります。
写真を確認した段階では概算費用が案内され、正式な料金は、ドール本体を確認した後の見積りで決まります。
写真では確認できなかった内部の損傷や、周辺部分の劣化が見つかった場合は、概算費用と正式な見積額が異なる可能性があります。
他社製ラブドールの修理には基本クリーニング料金も必要
他社製ラブドールの修理を依頼する場合は、修理料金とは別に、基本クリーニング料金16,500円(税込)が必要とのことです。
たとえば、裂け傷補修を最低料金で依頼した場合、料金の目安は次のようになります。
- 裂け傷の補修:22,000円(税込)~
- 基本クリーニング:16,500円(税込)
- 合計:38,500円(税込)~
- 送料
骨格修理の場合は、次の金額が一つの目安になります。
- 骨格修理:44,000円(税込)~
- 基本クリーニング:16,500円(税込)
- 合計:60,500円(税込)~
- 送料
実際の料金は、ドールの状態や修理内容によって変わります。
そのため、上記の合計金額は最低料金をもとにした目安であり、正式な修理金額を保証するものではありません。
さらに、修理料金とは別に、ドールを発送する際の送料と、修理完了後の返送料も必要になります。
修理完了までの期間はどれくらい?
オリエント工業によると、正式な見積りを確認し、入金が完了した後、おおよそ2~4週間で修理が完了するとのことです。
ただし、修理内容や工場の混雑状況によって、期間が前後する場合があります。
裂け傷の補修と骨格修理では作業内容が異なります。
損傷が大きい場合や、複数箇所を修理する場合は、通常より時間がかかることも考えられます。
修理期間は、ドールを発送した日からではなく、正式な見積りに同意し、入金が確認された後から数えられます。
急ぎの場合でも、まずは写真を送って相談し、おおよその修理期間を確認しておくことをおすすめします。
海外からでも修理を依頼できる
海外に住んでいるオーナーでも、オリエント工業へ修理を依頼することは可能です。
海外から依頼する場合も、基本的な流れは日本国内と変わりません。
まずはオリエント工業へ連絡し、ドール全体と損傷箇所の写真を送ります。
写真をもとに修理の可能性や概算費用が案内され、その内容に納得できた場合は、日本にあるオリエント工業へドールを発送します。
ドール到着後は実物の状態を確認し、正式な見積りが案内されます。
見積内容に同意し、入金確認後に修理が開始されます。
修理完了後は、お客様のもとへ返送されます。
海外に住んでいるという理由だけで修理を依頼できないわけではなく、日本国外のオーナーも相談できる体制が整えられています。
修理を依頼する流れ
- 問い合わせフォームから、ドール全体と破損箇所の写真を送る
- 修理できる可能性と概算費用を確認する
- オリエント工業へドールを発送する
- 現物確認後、正式な見積りを受け取る
- 見積内容を確認し、入金する
- 修理作業が開始される
- 修理完了後、ドールが返送される
特に海外からの修理の場合最初に写真で相談できるため、修理できない可能性が高い場合に、高額な国際送料を負担してドールを送ってしまうリスクを減らせます。
これは、海外ユーザーにとっても大きなメリットといえるでしょう。
海外発送時の送料について
海外から修理を依頼する場合、ドールを日本へ送る送料と、修理後に海外へ返送する送料は、お客様負担となります。
送料は、発送する国、梱包サイズ、重量、配送会社、輸送方法によって大きく異なります。
具体的な発送方法や返送方法その他アドバイスについては、修理を依頼する前に、オリエント工業へ直接確認してください。
修理を依頼する前に知っておきたい注意点
修理を依頼する前に、オリエント工業から案内されている注意事項も確認しておきましょう。
- 修理跡を完全に消すことはできません
- 補修した部分には跡が残ります
- 損傷状態によっては修理できない場合があります
- 写真だけでは、内部の損傷まで確認できない場合があります
- 写真確認時の概算費用と、現物確認後の正式な見積額が異なる場合があります
新品同様の状態へ戻すことを保証する修理ではありません。
修理の目的は、損傷した部分を補修し、再び使用できる状態、またはできるだけ長く使用できる状態へ近づけることです。
そのため、修理後の仕上がりや補修跡についても理解したうえで相談することが大切です。
他社製品まで対応する修理サービスが購入後の安心につながる理由
ラブドールは、決して安価な買い物ではありません。
だからこそ、購入するときは、顔やボディの美しさ、価格、素材だけでなく、「破損したときに修理を相談できるか」という視点も必要です。
メーカーによっては、購入後の修理や引き取り、メンテナンスの体制が十分に整っていない場合があります。
一方、オリエント工業では、自社製品だけでなく、他社製ラブドールについても修理相談を受け付けています。
他メーカーの製品は、素材や構造、製造方法が異なります。
そのような製品についても修理の可能性を検討できることは、長年にわたりラブドールの製造と修理を続けてきた、オリエント工業の技術と経験を示す取り組みといえるでしょう。
- 破損したときに修理を相談できるか
- 修理料金の目安が案内されているか
- 修理にかかる期間を確認できるか
- 購入後のメンテナンス体制があるか
- 修理できない場合の条件や注意点が説明されているか
ラブドールは、購入して終わりではありません。
長く使用するほど、メンテナンスや修理が必要になる可能性があります。
そのようなときに相談できるメーカーがあることは、オーナーにとって大きな安心につながります。
購入後まで見据えた修理・メンテナンス体制は、長年ラブドールを製造し続けてきたオリエント工業ならではの強みといえるでしょう。


オプションや仕様、注文方法などの最新情報については、ご相談など、無料問い合わせ可能です。
こちら→ 公式お問い合わせページ このサイトを見た事を伝えると、やり取りがスムーズです。
た



